【U-21日本代表】11月遠征メンバー25人発表!16歳・三井寺眞の飛び級招集とスペイン戦で見たいこと

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16歳の三井寺眞が、ロサンゼルス五輪を目指すチームへ。さらに、A代表経験を持つ塩貝健人、佐藤龍之介、齋藤俊輔も名を連ねました。

11月6日、日本サッカー協会(JFA)がU-21日本代表のスペイン・エジプト遠征メンバー25人を発表しました。

今回のリストで楽しみなのは、異なる環境で成長してきた選手たちが、一つのチームで競い合うことです。

欧州でプレーする選手、Jリーグで出場機会をつかもうとする選手、大学で力を磨く選手。そして、年上の世代に挑む16歳。それぞれの現在地が、敵地での2試合に表れます。

三井寺は得意のドリブルを出せるのか。A代表経験者は周囲をどう動かすのか。大学勢はどんな強みを示すのか。

今回の遠征を楽しむために、メンバーと日程、注目したいプレーを整理します。

【全25人】U-21日本代表の招集メンバー

GK:3人

背番号選手所属
1ピサノ アレクサンドレ幸冬堀尾名古屋グランパス
12小林将天松本山雅FC
23濱﨑知康明治大学

DF:9人

背番号選手所属
2梅木怜FC今治
3小杉啓太アイントラハト・フランクフルト
4喜多壱也レアル・ソシエダ
5市原吏音AZアルクマール
6永野修都FC東京
15森壮一朗ファジアーノ岡山
21佐藤海宏アルビレックス新潟
22岡部タリクカナイ颯斗東洋大学
25小泉佳絃明治大学

MF:7人

背番号選手所属
7石渡ネルソンシントトロイデンVV
8中島洋太朗サンフレッチェ広島
10佐藤龍之介バレンシアCF
14大関友翔川崎フロンターレ
16笹修大浦和レッズ
17岩本悠庵中京大学
18嶋本悠大清水エスパルス

FW:6人

背番号選手所属
9塩貝健人VfLヴォルフスブルク
11横山夢樹セレッソ大阪
13齋藤俊輔KVCウェステルロー
19高岡伶颯パトロ・アイスデン・マースメヘレン
20石井久継湘南ベルマーレ
24三井寺眞横浜F・マリノス

所属先で分けると、海外クラブ所属が8人、国内クラブ所属が13人、大学所属が4人です。

ただし、所属だけでは実力も役割も決まりません。今回のチームで誰が周囲とつながり、勝利につながるプレーを示せるか。そこから新しい競争が始まります。

最大の注目は16歳・三井寺眞。年上の相手に何を出せるか

今回、ひときわ目を引くのが三井寺眞の招集です。

2010年4月2日生まれの16歳。横浜F・マリノスの発表によると、11月6日時点でJ1通算10試合に出場し、2得点を記録しています。

16歳という年齢だけでも驚きますが、注目したいのは、すでに大人のプロ選手と競争していることです。その経験が、年代別代表の年上の相手にどう生きるのでしょうか。

クラブを通じたコメントでは、得意のドリブルやゴールへ向かうプレーで勝利に貢献したいという意欲を示しています。

私が見たいのは、ボールを受ける前の準備です。

相手の立ち位置を確認できているか。前を向ける場所に立てているか。最初のタッチで、仕掛けるための時間をつくれるか。

ドリブルの成否は、ボールを持つ前から変わります。寄せの速い相手に対し、自分の得意な状況をつくれるかが楽しみです。

もう一つは、止められた後のプレー。再びボールを要求し、次の機会にも仕掛けられるか。そこで見せる姿勢にも、今後につながるものがあるはずです。

A代表経験者の招集は、チーム全体に何をもたらす?

塩貝健人、佐藤龍之介、齋藤俊輔の3人は、A代表の9月・10月シリーズにも招集されていた選手です。

今回の選考には、A代表と五輪世代を連動して強化するという考え方があります。大岩監督は、海外組が経験している厳しい現実も含め、チーム内で共有してほしいという意図を説明しています。

ここから期待したいのは、経験が周囲のプレーにも伝わることです。

一人の基準が上がることで、周囲にも速い判断や正確なプレーが求められる。その積み重ねが、チームの成長につながると考えます。

もちろん、A代表経験者にも、このチームで力を示す競争があります。どの選手と組み、どんな攻撃を生むのか。名前だけで先発を予想できないところにも、今回の面白さがあります。

大学勢4人にも注目。代表で示したい、それぞれの強み

大学サッカーを追う立場から見逃せないのが、濱﨑知康、小泉佳絃、岡部タリクカナイ颯斗、岩本悠庵の4人です。

プロ選手と同じピッチに立つ今回の遠征では、普段の環境との違いを、具体的なプレーで確かめられます。

大学勢が代表の中でどんな役割をつかむのか。この2試合をきっかけに、普段の大学リーグまで見たくなる選手が出てくるかもしれません。

スペイン戦で見たいのは、奪った後の「最初のプレー」

ここからは、私が注目する戦術面の観戦ポイントです。

スペイン戦では、まずボールを奪った直後を見たいと思います。

相手に押し込まれた時間が続くと、奪っても味方の位置が遠く、すぐにボールを失うことがあります。それでは守備の時間が長くなり、体力も削られていきます。

大切なのは、奪った選手を孤立させないことです。

近くの選手がパスコースをつくる。前線の選手が相手を押し下げる。状況によっては、一度ボールを落ち着かせる。

その判断を共有できれば、守備から攻撃へ移る場面が増えるはずです。

塩貝ら前線の選手がどのタイミングで走り、中盤がどうつなぐのか。「奪えたか」に加えて、「奪った後に何ができたか」を見ると、試合の印象も変わります。

結果よりも自分たちのサッカーができていたかに注目したいですね。

エジプト戦では、相手に合わせて戦い方を変えられるか

エジプト戦で注目したいのは、試合の中で対応を変える力です。

準備してきた形が通用しないとき、選手同士で修正できるか。ベンチからの指示を、ピッチ上で実行できるか。

スペイン戦で見つかった課題に、次の試合でどんな変化があるのかも見どころです。2試合を続けて追うことで、このチームの対応力が見えてきます。

中盤の競争も見逃せない

三井寺や海外組に注目が集まる一方、中盤で誰が出場機会をつかむかも楽しみです。

大関友翔、石渡ネルソン、中島洋太朗、笹修大、佐藤龍之介、岩本悠庵、嶋本悠大。組み合わせによって、ボールの進め方や守備の形も変わるでしょう。

味方が前へ出たとき、誰が後方を支えるのか。ボールを失った瞬間、誰が寄せ、誰がパスコースを消すのか。

攻撃の映像では目立ちにくい動きが、チームを支えることがあります。ボールの周囲だけでなく、少し離れた選手にも目を向けると、中盤の競争をより楽しめるはずです。

この遠征で、次に見たくなる選手は誰か

今回の25人には、すでに名前を知っている選手も、これから詳しく知りたい選手もいます。

16歳の三井寺が年上の相手に挑む姿。A代表経験者が見せる判断。大学勢が自分の強みを示す瞬間。楽しみ方はいくつもあります。

そして、代表戦で気になった選手を、所属クラブや大学でも追ってみる。普段の試合を知ることで、次の代表戦がさらに面白くなりますね。

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